DMM.comグループが2016年卒採用を170名に大幅拡大、ITプラットフォーム事業を展望

 動画配信、通販、レンタルなど様々な領域で活躍するDMM.comは、2016年卒の新入社員の募集人数を2015年採用の75名から170名に大幅に拡大する。2015年5月14日には東京・恵比寿の本社で会社説明会を開催するなど、採用活動を本格化させている。同社は現在を「第2の創生期」と位置付けており、シングルサインオンによって1つのIDによって異なる分野のサービスが利用できるという利便性で利用者を拡大してきたことで培ってきたIT技術を活かし、次世代の「プラットフォームの提供」に展開を図っている。「『オモシロい』と思ったら、すぐに検討、『可能性がある』と思ったらすぐに実行」というチャレンジングな企業文化に興味を感じる学生を広く求めていきたいとしている。  DMM.comの事業領域は、動画配信から、オンラインゲーム、英会話、ソーラーパネル、3Dプリンターなどにまで拡大。募集人材の幅も大きく拡大していることが特徴だ。2016年新卒の募集でも、東京採用(100名)の内訳は、専門職として「WEBプログラマー/SE」、「WEBデザイナー」、「WEBディレクター」、「ゲームプログラマー」、「ゲームデザイナー」、「ゲームディレクター」。総合職は「企画営業」、「マーケティング」。石川採用(70名)でも、専門職としてWEBプログラマー/SE」、「WEBデザイナー」、「WEBディレクター」、「ゲームプログラマー」、「ゲームデザイナー」、「ゲームディレクター」。総合職では「マーケティング」、「運営(映像クリエーター、カスタマーサポート、ECサイト企画管理)」となっている。  オンラインゲーム事業の片岸憲一さんは、「SNSゲームが少しずつメジャーになり出した時に、オンラインゲーム事業を提案。基本的にアイデアが良くこれから市場が広がりそうであれば『GO』が出る社風で、企画が採用された」と、チャレンジングな社風によって希望する業務に生き生きと取り組むことができると語る。  また、オンライン英会話事業に取り組む上澤貴生さんは、経営トップに向け事業アイデアをプレゼンする機会に恵まれた時にオンライン英会話事業を提案。すぐに、上澤さんが事業責任者として任命された経験を振り返り、「正直、その決断の早さに驚きました」と語っている。  そして、DMM.make事業の岡本康広さんは、1部上場企業の役員というキャリアを投げ打って、DMMに転職した。その動機を「ずっとIT業界にいて感じていたのは、この業界は大きな変化がなくなりおもしろい時期はすでに終わったのではないか、ということ。その一方で、DMM.comは次々と新しい事業を打ち出している。ここならおもしろい挑戦ができるだろうし、年齢的に考えても新しいことをやるなら今しかない。人生は一度きりだから、楽しい方がいいと思って飛び込んだ」と語り、その決断に間違いはなかったと語っている。  同社人事部は、「当社で働き、技術革新を体感できることは技術者やクリエイターとして得難い体験となるはずです。これから入社される皆さんはそんな当社の新時代を築き、牽引する世代。言われたことだけをするのではなく、それに付加価値が与えられないか、現在の方法がベストなのかを考え、もし言われた指示が間違っていたら臆せず発言できる、そんな自主性を持った方を求めています」と、新しいことに積極果敢にチャレンジする人材を求めているという。  会社説明会は、5月14日に続いて、5月15日、22日、28日にも東京本社で実施する。詳しくは、同社の採用サイト「DMM.comRECRUIT 2016」で紹介している。(編集担当:風間浩)
DMM.comは、2016年卒の新入社員の募集人数を2015年採用の75名から170名に大幅に拡大する。2015年5月14日には東京・恵比寿の本社で会社説明会を開催するなど、採用活動を本格化させている。
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2015-05-14 11:15