ユーグレナは続急伸、15年9月期業績予想を上方修正、国交省の事業採択も発表

 ユーグレナ <2931> は続急伸し、朝方に120円高(6.52%高)の1958円を付けた。13日引け後、15年9月期業績予想の上方修正を発表した。  売上高を47億2200万円から59億2300万円(前期比94.4%増)、営業利益を7700万円から2億5800万円(同81.3%増)に引き上げた。プロモーションや広告宣伝活動の効果もあり、自社製品の直販定期顧客数や、OEM商品の供給先企業の販売状況が想定以上となった。第3四半期以降も直販定期顧客数の成長を見込んでいる。  また、国土交通省の2015年度「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」に、佐賀市下水浄化センターや東芝 <6502> などと共同で進めている「バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業」が採択されたことも明らかにした。  窒素とリンを含む下水と、下水処理の過程で発生するCO2を用いてユーグレナ(ミドリムシ)をはじめとする微細藻類を培養することで、発生したCO2を有効活用した培養方法と、下水中の窒素やリンの低減効果を実証し、窒素やリンを含んだ微細藻類の飼料や肥料などへの利用可能性を検討する。(編集担当:宮川子平)
ユーグレナは続急伸し、朝方に120円高(6.52%高)の1958円を付けた。
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2015-05-14 11:45