日清食HDが急落、今期純利益8%増の予想もコンセンサス下ブレを嫌気
日清食品ホールディングス <2897> が急落。14日午前11時に発表された業績予想を受けて、390円安(6.67%安)の5460円まで売られ、4月17日の年初来安値を割り込んだ。
16年3月期業績は、売上高4680億円(前期比8.4%増)、純利益200億円(同8.1%増)と増収増益を予想したものの、純利益の予想は市場コンセンサスの231億円を下回っている。配当については中間・期末各40円の年間80円(前期は75円)と増配計画とした。
15年3月期業績は、売上高4315億7500万円(前期比3.3%増)、純利益185億500万円(同4.0%減)と増収減益で着地。主力の日清食品では、袋めん類の販売数量が価格改定の影響で減少した一方、カップめん類では「カップヌードル」群の新旧商品が販売好調となった。(編集担当:松浦直角)
日清食品ホールディングスが急落。
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2015-05-14 12:45