千代化建が後場急落、今期純利益8.8%増を計画も市場予想下ブレ

 千代田化工建設 <6366> が後場急落。14日正午の決算・業績予想の発表を受けて、後場寄り直後に73円安(6.68%安)の1020円まで売られた。  16年3月期業績は、売上高6000億円(前期比24.7%増)、純利益120億円(同8.8%増)と増収増益を計画したものの、純利益の予想は市場コンセンサスの約180億円を下回る数字となった。配当予想については、期末一括14円(前期は13円)で1円増配の計画としている。  中期経営計画を踏まえた今後の事業展開については、主力のLNG分野で17年3月期を見越した案件の見極めと技術研鑽に取り組み、石油・化学・資源分野では東南アジアのオペレーション強化や資源分野の深掘りによる事業の安定・拡大を図るとした。(編集担当:松浦直角)
千代田化工建設が後場急落。
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2015-05-14 14:15