ヴィンクスに急動意、ベトナム関連人気

  流通向けパッケージソフトを開発している、ヴィンクス <3784> (JQS)は急反発。日・アセアン特別首脳会議の開催で、ベトナム関連として見直されているほか、イオンモールが14年度に13年度比2倍の10件を計画すると伝わっており、主力のイオン向けアウトソーシングがさらに増加するとの期待感が高まっており、短期的に注目したい。   同社(旧ヴィンキュラム ジャパン株式会社)は、本年4月1日を効力発生日として、同社と同様に流通・サービス業を主要顧客として事業展開している情報システム会社、株式会社ヴィクサスを吸収合併し、商号を株式会社ヴィンクスに変更。「アジアにおける流通ITのリーディングカンパニーを目指す」を経営ビジョンに、経営統合により強化された競争力のもと、事業拡大に向けた3つの基本戦略「特定顧客化戦略」、「グローバル戦略」、「商品・サービスの差別化戦略」及び収益向上に向けた2つの戦略「プロジェクトマネジメント及び品質管理の強化」、「経営統合に伴う効率的な事業運営体制の実現」を着実に実践し、更なる事業成長と安定的収益の確立に注力し、今3月期第2四半期業績は、売上高が135億6300万円(前年同期比2.7倍)、営業利益が7億7500万円(同8.3倍)、経常利益が7億1900万円(同7.4倍)、純利益が4億1000万円(同6.9倍)に着地。   株価は、3月19日につけた分割前の高値1500円から6月7日安値680円まで調整、6月27日安値700円、11月12日に分割後の安値701円と売り直されて底値を確認から11月18日高値903円と上昇。その後、もみ合いとなっているが、25日移動平均線がサポートし、底堅い動きとなっている。中長期的には、ベトナムをはじめとした、アセアン地域におけるイオン向けのアウトソーシングに対する期待感がある。今期予想PER12倍台と割安感があるほか、配当利回り2.3%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地はある。11月18日高値903円抜けから上昇基調を強めるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
流通向けパッケージソフトを開発している、ヴィンクスは急反発。日・アセアン特別首脳会議の開催で、ベトナム関連として見直されているほか・・・。
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2013-12-17 09:45