日経平均は大幅4日続落、ほぼ全面安=長島和弘
■今日の動きから
2月4日の東京株式市場、日経平均株価は610円66銭安の1万4008円47銭と大幅4営業日続落となりました。米国株続落。新興国経済への不安を背景とした円高進行を嫌気され、引き続き、主力株を中心に売られる展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は2、値下り銘柄数は223、変わらずは0。東証1部上場値上り13銘柄、値下り1764銘柄、変わらず3。全33業種が値下り。TOPIXが3営業日続落。マザーズも4営業日続落。東証REITは続落となりました。
日経平均採用銘柄では、昨年来の高値を更新する銘柄はなく、上昇したのはマルハニチロ <1334> とソフトバンク <9984> の2銘柄。本日大引け後に決算発表を控えた日立 <6501> やトヨタ <7203> が4日続落で、ほぼ全面安となりました。
東証1部市場では、フェイスによるTOBが発表されたコロムビア <6791> や通期業績予想を上方修正した岩崎電 <6924> が急伸しましたが、総じて軟調な展開となりました。富士重 <7270> が好決算発表も反応薄となっており、全体相場の落ち着きを待ち、物色の方向を見極めるところだろう。(執筆者:長島和弘)
東証1部市場では、フェイスによるTOBが発表されたコロムビアや通期業績予想を上方修正した岩崎電が急伸しましたが、総じて軟調な展開となりました。富士重が好決算発表も反応薄となっており、全体相場の落ち着きを待ち、物色の方向を見極めるところだろう。
economic
2014-02-04 15:45