積水ハウス、「GO ON」をパートナーに京都の伝統活かしたスローリビングを提案

積水ハウスは2015年5月15日から第1期販売を開始する分譲マンション「グランドメゾン京都御池通」(京都市中京区麩屋町通御池上る上白山町)のブランドパートナーに京都伝統工芸後継者ユニット「GO ON(ゴオン)」を起用し、同社の快適空間提案「スローリビング」に基づいた、京都における「次の100年の豊かな暮らし」を提案していく。画像は「グランドメゾン京都御池通」外観イメージより。
積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」は、単なる建物としての「集合住宅」ではなく、住まい手一人ひとりのライフスタイルを重視し、住まいが集まった形「住宅重合」という考え方を基本にマンションづくりを進めている。
「グランドメゾン京都御池通」は、積水ハウスが提案する「スローリビング」のもと、京都の伝統工芸を取り入れつつ、自然や街と調和しながら、優しく外部環境を室内に取り込むことによって、豊かな暮らしと上質な時間を提供する。京都の中心地、御池通と麩屋町通が交わる南東角地の絶好のロケーションを活かしながら、室内だけでなく、エントランスホール、屋上庭園などの共有空間を通じ、街並みやその街の歴史、文化の調和に至るまでを「暮らし」と位置づけて計画している。
建物は10階建てで、マンション97戸と店舗1区画の計画。御池通に面した南側は低層部を石張りとし、重厚感とともに陰影のあるデザインとして年月とともに風格が増す落ち着きのある表情にしている。御池通に面した住戸には、大きな開口を設け、バルコニーを足元から天井までのガラススクリーンで仕切ることによって外部と室内を緩やかにつなぐ快適な空間を提供する。また、麩屋町通に面した東側には、町屋の軒先と連担する庇を通し、街並みとの調和を図っている。
そして、屋上庭園「空庭」は、竹林やイロハモミジなどを植え込み、四季折々の景を愉しむことができるよう作庭。お茶を嗜むこともできる縁台を設け、屋上庭園からは、東山の絶景や送り火を眺めることもでき、京都の風雅な時間を愉しむことができる。
ブランドパートナーに起用した「GO ON」は、京都で脈々と受け継がれてきた6つの伝統工芸の後継者らによるクリエイティブチーム。西陣織「細尾」、手作り茶筒の「開化堂」、竹工芸「公長齋小菅」、京金網「金網つじ」、木工芸「中川木工芸比良工房」、窯元「朝日焼」という何代も続く伝統工芸の後継者が、伝統工芸を「技」と「素材」にまで解体し、そこからまったく新しい「ものづくり」を提案している。2013年から世界最大規模のインテリアトレンドショー「ミラノ・サローネ」に出展。世界のラグジュアリーマーケットからも高い評価を得ている。
「グランドメゾン京都御池通」は「GO ON」をブランドパートナーとすることによって、伝統工芸のものづくりや哲学を活かしながら、積水ハウスのブランドビジョン「SLOW & SMART」を具現化する同社の快適空間提案「スローリビング」に根差した居心地の良さを追求するなど、さらに快適で質の高い暮らしを実現するとしている。
また、「グランドメゾン京都御池通」の開発において、「豊かな暮らし」を考えるワークショップの開催や、共用部分のインテリアに京都の伝統工芸を取り入れることなどにより、京都の歴史や伝統文化を継承するとともに、「次の100年の豊かな暮らし」を見据えた独自の暮らし提案を行っていく。(編集担当:風間浩)
積水ハウスは2015年5月15日から第1期販売を開始する分譲マンション「グランドメゾン京都御池通」(京都市中京区麩屋町通御池上る上白山町)のブランドパートナーに京都伝統工芸後継者ユニット「GO ON(ゴオン)」を起用し、同社の快適空間提案「スローリビング」に基づいた、京都における「次の100年の豊かな暮らし」を提案していく。
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2015-05-14 16:30