【今日のドル円】下値は堅く上値が重い、黒田総裁講演や米指標注目
昨日のドル/円は、119円ちょうどを挟んでもみ合いを続けた。米利上げ期待が高まりにくい中で米長期金利が低下するとともにドルが弱含んだ一方、欧米株価が大きく上昇したため円も弱含んでおり、結果的にドル/円には方向感が出なかった。
本日も、118円台では本邦投資家を中心に押し目買い意欲が強く、アジア時間は底堅い推移が見込まれるが、米長期金利が低下しやすい環境(国債入札と社債発行が一巡した事で需給緩和懸念が後退)となった事から、欧米時間はドルの上値が重くなる可能性がある。
テクニカル面でも118.50-60円の水準は複数のポイントが重なるため比較的強力な下値支持となる一方、119.50-60円の水準は上値抵抗となりそうだ。また、材料面での注目は、黒田日銀総裁の講演(12:40)や、米4月鉱工業生産(22:15)および米5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(23:00)となる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、119円ちょうどを挟んでもみ合いを続けた。米利上げ期待が高まりにくい中で米長期金利が低下するとともにドルが弱含んだ一方、欧米株価が大きく上昇したため円も弱含んでおり、結果的にドル/円には方向感が出なかった。
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2015-05-15 09:15