日東工は高値更新、16年3月期業績予想が市場コンセンサス上回る、増配計画も好感

 日東工業 <6651> は急反発し、3月23日の年初来高値を更新。後場も高値圏で推移し、一時299円高(13.31%高)の2545円を付ける場面があった。14日引け後に発表した16年3月期業績予想が好感された。  売上高は1135億円(前期比3.3%増)、営業利益は150億円(同8.3%増)、純利益は94億円(同27.2%増)を計画し、市場コンセンサス(営業益130億円、純利益80億円)を上回った。配当は中間期・期末ともに35円の年間70円(前期は56円)を予定している。電力自由化やオリンピック需要を捉え、シェア拡大に努める。EMSなど成長が見込める分野への市場深耕も図るとした。  15年3月期の売上高は前期比8.5%増の1098億3700万円、営業利益は同19.8%増の138億5100万円、純利益は同3.3%増の73億9000万円だった。(編集担当:宮川子平)
日東工業は急反発し、3月23日の年初来高値を更新。
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2015-05-15 14:30