ブラザーは円安効果などで通期営業益を増額修正
4日引け後、ブラザー工業 <6448> が今3月期の業績予想を修正した。
売上高は従来予想の6000億円から6150億円(前期比19.2%増)に、営業利益は350億円から380億円(同27.6%増)に上積み。一方、純利益は165億円から155億円(同13.1%減)に減額している。
第3四半期までの業績動向に加え、想定為替レートを円安方向に変更したことや、産業機器に需要回復が見込まれることなどが要因。ただ、為替の想定レート変更に伴う税効果会計の影響を織り込んだことで、税負担が増加、純利益は従来予想を下回る見通しとした。
同社の3Q業績は、売上高が前年同期比19.8%増の4518億4100万円、営業利益は同19.4%増の307億4000万円、純利益は同3.6%減の117億8400万円となった。
ブラザーの4日の終値は、85円安の1240円。(編集担当:片岡利文)
4日引け後、ブラザー工業が今3月期の業績予想を修正した。
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2014-02-04 17:15