香港人は理解できない?・・・中国人が日本や香港で多額の消費=中国メディア

中国メディアの捜狐財経は13日、2015年2月に日本を訪れた中国人旅行客は36万人に達し、2月と8月が一般的に「閑散期」と言われる日本の小売業界にとって中国人旅行客の存在が活力をもたらしていると伝えた。
記事は、中国人が日本で多額の消費を行っていることについて「実際は何らおどろくべきことではない」と伝え、30年前の中国人は「今よりもっと日本製品に熱狂していた」と主張。30年前の中国人は日本メーカーのデジタルウオッチを追い求め、カラーテレビなどは「なかなか手に入れられないあこがれの対象だった」と論じた。
続けて、現代の中国人は日本の電気炊飯器や洗浄便座を追い求めていると紹介する一方、「香港人は中国人がなぜ日本で消費を行っているか理解できないだろう」と主張。
香港では「水客」と呼ばれる中国人の運び屋の存在によって、香港からさまざまな商品が姿を消し、香港人の間で不満が高まっているとするも、「水客が商品を買い求めることによって香港に利益がもたらされている」と主張し、中国人が日本で多額の消費を行っていることについても日本に経済的利益をもたらしていると論じた。
さらに記事は、中国人が日本や香港で消費を行っている現状に対し、「中国政府も反省すべき」とし、水客や中国人旅行客が買い求める製品は関税がかからないと指摘、「いっそのこと関税を大幅に引き下げたほうが良いのではないか」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Visarute Angkatavanich /123RF.COM)
中国メディアの捜狐財経は13日、2015年2月に日本を訪れた中国人旅行客は36万人に達し、2月と8月が一般的に「閑散期」と言われる日本の小売業界にとって中国人旅行客の存在が活力をもたらしていると伝えた。(イメージ写真提供:(C) Visarute Angkatavanich /123RF.COM)
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2015-05-17 14:15