日本は未来の「資源大国」!・・・海底探査で「成果着々」=中国メディア

中国メディアの中国科技網は14日、陸地面積の2.4倍に達する海の底には豊富な資源が眠っていると伝え、日本や韓国の海底資源の探査についての状況を紹介した。
記事は、海洋資源の探査が近年、技術の融合によって大きな進化を遂げようとしていると伝え、「人工衛星のサポートのもと、研究員が陸上で遠隔操作が可能な無人探査機で海底の地質データを正確に取得し、分析することができるようになる」と紹介。
さらに、同計画は日本政府の主導のもと、日本海洋研究開発機構などが進めているものだと伝え、「今後、複数の無人探査機で同時に資源探査を行い、広範囲の探査を一度に実施する計画もある」と報じた。
続けて、日本は海底に埋蔵するレアアースに研究の重点を置いていると伝え、すでに小笠原諸島の南鳥島沖に高濃度レアアースの海底鉱床を発見していると紹介。日本政府は2015年も継続して探査を行い、南鳥島沖の鉱床についてさらに研究を進める方針だと伝えた。
また記事は、メタンハイドレートについても紹介し、「現在、世界の約30数カ国がメタンハイドレートの研究ならびに探査を行っている」と紹介。また、日本はすでにメタンハイドレートを海底で分解し、ガス生産に世界で初めて成功したことを伝え、14年までに日本はすでにメタンハイドレートの埋蔵を971カ所で確認していると紹介した。
そのほか、メタンハイドレートの研究は韓国でも行われていると伝え、韓国も排他的経済水域内の3カ所でメタンハイドレートの埋蔵を確認していることを紹介、その埋蔵量は6億トンを超えるものと試算されていることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中国科技網は14日、陸地面積の2.4倍に達する海の底には豊富な資源が眠っていると伝え、日本や韓国の海底資源の探査についての状況を紹介した。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-05-18 08:00