日経平均は33円高スタート、NYダウの上昇を好感も上値限定的
18日の日経平均株価は前週末比33円24銭高の1万9766円16銭で寄り付いた。NYダウの上昇を好感した買いが先行した。寄り付き前に発表された3月機械受注が市場予想を上回ったことも支援材料。ただ、ドル・円が1ドル=119円台前半で伸び悩んでおり、朝方の時点で日経平均の上値は限定された。
個別では、自社株買いを発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は買いが先行。自社株取得を発表した住石ホールディングス <1514> 、ひらまつ <2764> なども物色されている。16年3月期業績予想と同時に株式分割を発表したNTT <9432> が堅調。株式分割と同時に15年9月期業績予想を上方修正したオープンハウス <3288> なども買われた。
半面、16年3月期は営業赤字が拡大する見通しの新日本科学 <2395> 、15年12月期第1四半期で赤字に転落したサンセイランディック <3277> 、公募増資などを発表したサトレストランシステムズ <8163> などは売りが出ている。東芝 <6502> やシャープ <6753> なども軟調。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前週末比33円24銭高の1万9766円16銭で寄り付いた。
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2015-05-18 09:00