リニカルが一時ストップ高、16年3月期の大幅増収増益予想を好感

 リニカル <2183> は寄り付き直後に300円ストップ高の1319円を付け、3月23日の年初来高値を更新。15日引け後に発表した16年3月期業績予想で大幅な増収増益を計画したことが好感された。ただ、買い一巡後は利益確定売りに押されて伸び悩んでいる。  売上高は65億8600万円(前期比35.2%増)、営業利益は12億3500万円(同40.9%増)、純利益は7億4900万円(同71.5%増)を見込んだ。米国、韓国、台湾の各子会社や、第3四半期に買収した欧州子会社の売上が通年で寄与する。また、臨床開発モニターの稼働率を高めることで利益率の向上に努める。配当は期末一括で14円(前期も14円)とした。  15年3月期の売上高は前期比30.9%増の48億7200万円、営業利益は同24.1%増の8億7600万円、純利益は同2.7%減の4億3700万円だった。(編集担当:宮川子平)
リニカルは寄り付き直後に300円ストップ高の1319円を付け、3月23日の年初来高値を更新。
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2015-05-18 09:15