今週の為替相場見通し(2015年5月18日-)=為替王

 トルコリラ円は、高いスワップ金利により毎日利益が積み上がる一方で、低迷が長期化して含み損を抱えていたので、どうも気分が晴れないという方もおられたと思います。先週ようやく、ブログで何度か言及しておりました予想水準1リラ=46円台を回復しました。厳密にいいますと46.3~46.4円あたりが上昇ターゲットとして出ており、そのあたりではひとまず上値を抑えられやすいのではないかと思います。  米ドル円は、先週金曜日に一時120円近くに迫ろうかという場面もありましたが、再び、119円台前半へ反落しました。なかなか方向性が出ず、膠着した状態が長引いています。どちらかといえば方向性は下向きのリスクを抱えた状態と判断します。ギリシャ問題において、救済融資再開の交渉が完全に決裂するなどすれば、一時的に円高が加速するようなシナリオも考えられるかと思います。  さて久しぶりに言及したいのがアメリカのNYダウ株価。先々週末から、私の独自のチャート分析において、上向きを示唆する状況が続いています。どこまで上昇する可能性があるかについては、控えめにみて、とりあえず最高値更新。さらに言えば、今回もしかすると大相場へと発展することも期待され、その場合、具体的には1万9千ドルを超える可能性もあると考えます。(執筆者:為替王)
トルコリラ円は、高いスワップ金利により毎日利益が積み上がる一方で、低迷が長期化して含み損を抱えていたので、どうも気分が晴れないという方もおられたと思います。
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2015-05-18 09:30