日経平均は157円高と続伸、終値で約3週間ぶり高値

 18日の日経平均株価は前週末比157円35銭高の1万9890円27銭と大幅に続伸し高値引け。終値で4月28日(終値2万58円95銭)以来、約3週間ぶりに1万9800円台を回復した。NYダウの上昇を好感した買いが先行。序盤は小高い水準でもみ合ったが、先物主導で上げ幅を拡大した。きょう設定の大型投信も下支え要因として意識されたとの見方がある。後場寄り直後に一段高となったあとも高値圏で推移した。  個別では、16年3月期の利益予想が市場コンセンサスを上回った第一生命保険 <8750> が年初来高値を更新。16年3月期で営業益2ケタ増を見込んだ住友電気工業 <5802> も物色された。自社株買いを発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> も高い。再生可能エネルギー事業への参入を発表したイマジニア <4644> などはストップ高を演じた。  半面、16年3月期で純利益2ケタ減を予想した戸田工業 <4100> は下落した。公募増資などを発表したサトレストランシステムズ <8163> も軟調。16年3月期の大幅減益見通しが嫌気されたパルステック工業 <6894> は大幅安。シャープ <6753> には売りが継続した。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前週末比157円35銭高の1万9890円27銭と大幅に続伸し高値引け。終値で約3週間ぶりに1万9800円台を回復した。
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2015-05-18 15:00