【本日注目の通貨ペア】ポンド/米ドル:1.58ドルの壁を窺いながら

 ポンド/ドルは7日に行われた英総選挙で与党・保守党が過半数議席を確保した事が報じられて以降、堅調な推移が続いている。13日に発表された英中銀の四半期インフレ報告で利上げの見通しが2016年4-6月期に前倒しされた事なども追い風になったと考えられる。  ただ、先週末は一旦1.58ドル台に乗せると頭を抑えられている。今週はこの高値を再度突破するタイミングを狙う週になりそうだ。米長期金利の低下を背景とするドル売りや、19日発表の英米経済指標などがその手掛かり材料となってこよう。  特に、英4月消費者物価指数には注目したい。英中銀はインフレ率について、今後数カ月でマイナスになる可能性を指摘している。そうした中で、市場予想(前年比±0.0%)以上の水準を保てば、好感されてポンドが上昇する要因となろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ポンド/ドルは7日に行われた英総選挙で与党・保守党が過半数議席を確保した事が報じられて以降、堅調な推移が続いている。13日に発表された英中銀の四半期インフレ報告で利上げの見通しが2016年4-6月期に前倒しされた事なども追い風になったと考えられる。
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2015-05-18 18:15