日経平均は一時100円超高、2万円を前にもみ合い

 19日の日経平均株価は前日比86円87銭高の1万9977円14銭で寄り付いたあと、上げ幅を100円超に拡大した。米国株高や円安の進行を好感した買いが先行した。ただ、朝方の時点では、心理的フシ目の2万円を前に利益確定売りが上値を抑えた。  個別では、株式分割や自己株式の公開買い付けを発表したエレコム <6750> が買い気配スタート。15年5月期の配当予想を上方修正したウェザーニューズ <4825> 、東証1部への市場変更承認を発表した東京一番フーズ <3067> や日本アジアグループ <3751> も買いを集めた。自社株買いを発表したKLab <3656> も堅調。株式分割などを発表したハウスドゥ <3457> も買い気配となった。  半面、日本エマージェンシーアシスタンス <6063> 、リミックスポイント <3825> 、クロス・マーケティンググループ <3675> などは利益確定売りが先行した。日経平均採用銘柄では、日本郵船 <9101> 、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、三井金属 <5706> などの上値が重い。シャープ <6753> も売りが優勢となっている。(編集担当:宮川子平)
19日の日経平均株価は前日比86円87銭高の1万9977円14銭で寄り付いたあと、上げ幅を100円超に拡大した。
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2015-05-19 09:15