日経平均は204円高、トヨタ、ソニーなど買い気配
5日の日経平均株価は、204円63銭高の1万4213円10銭でスタート。
前日のNYダウが72ドル高と3日ぶりに反発。為替市場でもドルが101円台後半と円高進行が一服したことで、連日の大幅安に見舞われていた日本株にも買いが流入。大幅反発でスタートしている。
個別では、今期の業績予想を上方修正、営業利益は2兆4000億円に達する見通しとしたトヨタ自動車 <7203> が買い気配。パソコン事業を売却する方針を固めたと報じられたソニー <6758> も買い気配でスタートしている。
また、業績修正を発表し23年ぶりに営業最高益を更新する計画とした日立製作所 <6501> や、今3月期3Q決算が3期ぶりの最終黒字に転じたパナソニック <6752> やシャープ <6753> も買い気配。ユニクロの1月の既存店売上高が前年同月比15.0%増となったファーストリテイリング <9983> が急伸しているほか、今2月期の期末配当予想を上方修正したエービーシー・マート <2670> も強い動き。
一方、今3月期3Q決算とともに公募増資を発表した神戸製鋼所 <5406> が大きく売られており、今3月期の営業利益予想を増額したブラザー工業 <6448> や、今2月期末配当を2円増額したセブン&アイ・ホールディングス <3382> も安い。
なお、きょう5日は取引時間中に三菱地所 <8802> 、三菱自動車 <7211> 、旭化成 <3407> 、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> など、引け後にはバンダイナムコホールディングス <7832> 、ディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> 、ヤマハ <7951> などが決算発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
5日の日経平均株価は、204円63銭高の1万4213円10銭でスタート。
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2014-02-05 08:45