日本が「武器輸出解禁」・・・息を吹き返す「防衛産業」=中国メディア

 中国メディアの環球網は15日、台湾メディアの報道を引用し、2014年4月に策定された「防衛装備移転三原則」によって武器輸出が解禁された日本において、13日から15日にかけて防衛見本市「MAST asia2015」が開催されたと伝えた。  記事は、13日から15日にかけて横浜で開催された「MAST asia2015」は「戦後の日本が初めて開催する国際的な海洋防衛装備の展示会」と紹介したうえで、国内外から100あまりのメーカーが出展したと紹介した。また、三菱重工および川崎重工について「日本の2大防衛関連メーカー」と紹介したうえで、両社とも「MAST asia2015」に参加したと伝えた。  続けて、日本の防衛関連メーカーは数十年間にわたって輸出を制限されてきたと伝え、解禁後は世界市場への参入を期待していたが、「解禁後1年の成果は限定的だった」と主張。オーストラリアが「そうりゅう型」潜水艦に関心を示しているほか、インドが救難飛行艇「US2」の導入を検討している程度だと報じた。  さらに記事は、防衛省の関係者の話を引用し、「日本の防衛産業は世界と数十年にわたって隔絶されていたため、短期間で世界の潮流に追い付くことは難しい」と伝え、さらに「日本は原則として核兵器以外の武器を製造することができる」と報じた。  また、日本の防衛関連メーカーが他国のプロジェクトを受注できれば「利益をあげられるだけでなく、防衛産業のレベル向上やコストの引き下げにつながる見込みだ」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの環球網は15日、台湾メディアの報道を引用し、2014年4月に策定された「防衛装備移転三原則」によって武器輸出が解禁された日本において、13日から15日にかけて防衛見本市「MAST asia2015」が開催されたと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-05-19 16:00