弱気の会社予想に引きずられることなくコンセンサス予想が上昇した銘柄は=金山敏之

 先月下旬からスタートした3月期決算企業の本決算発表もほぼ一巡しました。こうしたなかで4月中に決算を発表した銘柄では、決算発表からある程度の時間が経過したことからアナリストの業績予想の見直しも進んだとみられます。そこで今回は4月中に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にコンセンサス予想が決算発表前に比べ上昇した銘柄を取り上げてみました。  そして今回はそうした銘柄のなかから会社予想がコンセンサス予想を下回る弱気なものだったにも関わらず、そうした会社予想に引きずられることなくコンセンサス予想が決算発表前に比べさらに上昇し、会社予想とコンセンサス予想のかい離が一段と開いた銘柄をピックアップしてみました。そのなかには川崎汽船 <9107> のようにコンセンサス予想が決算発表前に比べ5%余り上昇し、その結果、会社予想とのかい離が5割を超えることになったような銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は4月中に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にコンセンサス予想が決算発表前に比べ上昇した銘柄を取り上げてみました。
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2015-05-19 18:00