日経平均は149円高スタート、NYダウの上昇や円安進行など好感

 20日の日経平均株価は前日比149円21銭高の2万175円59銭で寄り付いた。NYダウの上昇や、円安の進行が好感され、買いが先行した。寄り付き前に発表された1-3月期GDP(国内総生産)成長率が前期比0.6%のプラスと市場予想の同0.4%のプラスを上回ったことも支援材料になったようだ。  個別では、ヤフー <4689> との連携強化を発表したアスクル <2678> が買い気配スタート。子会社が超低消費電力MEMS発振器を発表したメガチップス <6875> も上昇した。「ファインディング・ニモ」などの世界を舞台とした新規アトラクションを17年春にオープンすると発表したオリエンタルランド <4661> もしっかり。「Z会」の増進会出版社が完全子会社化を発表した栄光ホールディングス <6053> も買いを集めている。  半面、筆頭株主の株式売り出しを発表したアグロ カネショウ <4955> は売りが先行した。レシップホールディングス <7213> も軟調。米運輸省と欠陥エアバッグのリコールを全米規模で行うことで合意したタカタ <7312> も下落した。(編集担当:宮川子平)
20日の日経平均株価は前日比149円21銭高の2万175円59銭で寄り付いた。
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2015-05-20 09:15