サンセイランディックは押し目買いの水準、JQから2部上場で評価高まる

  サンセイランディック <3277> (東2)は、2月4日(火)48円安(7.77%)の570円と続落、一時80円安の538円と下げて値ごろ感が出始めている。1月30日にJASDAQからから市場第二部へ市場変更。不動産権利調整のForerunner(先駆者)であることを経営ビジョンに掲げており、底地問題を解決する不動産権利調整のスペシャリストとして見直される可能性があり、中長期で注目されそうだ。   同社は、主にひとつの不動産に複数の権利者がいるため、自由な活用が制限されていたり、資産価値が低くなってしまっている不動産を所有者から買取り、権利関係を調整することにより、不動産の価値を高めた上で、販売する事業を行っている。   足元の業績、2013年12月期業績予想は、第4四半期に販売を予定していた大型案件の底地等の販売が一部来期の見込みとなったが、不動産販売事業の底地の利益率改善と利益率の高い居抜き物件の販売があったことから、売上総利益の増加となり、販管費については販売手数料等が減少し、売上高92億3600万円(前の期比2.5%減)、営業利益は8億6800万円(同67.9%増)、経常利益は7億6100万円(同74.5%増)、純利益は4億1800万円(同79.4%増)と大幅増益を見込む。年間配当は3円を予定している。   株価は、2013年12月期業績予想の上方修正を手がかりに、1月22日高値740円と買われた後、利益確定売り優勢の展開が続いているが、目先の下値として意識される12月27日安値527円を前に下げ渋っており、26週移動平均線が再度サポートした感がある。14年12月期増収増益で続伸が観測されており、2月14日に予定される本決算の発表における14年12月期業績見通しに対する期待感はある。前期予想PER9倍台と割安感があり、突っ込み買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
サンセイランディック<3277>(東2)は、2月4日(火)48円安(7.77%)の570円と続落、一時80円安の538円と下げて値ごろ感が出始めている。
economic
2014-02-05 09:45