JT、「キャビン」「キャスター」を「ウィンストン」に統合しグローバルNo.1ブランドをめざす

 JTは2015年8月上旬より、日本国内で30年以上にわたるロングセラーブランドである「キャビン(CABIN)」および「キャスター(CASTER)」を、グローバル・フラッグシップ・ブランドの一つである「ウィンストン(Winston)」に統合する。2015年5月20日に東京・虎ノ門で「JTグループ グローバル・ブランド戦略発表会」を開催し、新ブランド戦略を発表した。写真は「JTグループ グローバル・ブランド戦略発表会」にて。  「ウィンストン」は1954年に米国で誕生し、2007年には世界第2位のブランドとなり、現在は日本を含む世界111の国・地域で販売されるメジャーブランド。一方、「キャビン」は1978年に、「キャスター」は1982年に日本で発売され、細部にまでこだわった高品質な味・香りが評価され、ロングセラーの地位を獲得した。  今回、「キャビン」、「キャスター」の味と香りはそのままに、新たに「ウィンストン」の名称を冠するとともに、パッケージも全世界統一のデザインへと刷新する。「キャビン」の新名称は、「ウィンストン・キャビン」、「キャスター」は、「ウィンストン・XS・キャスター」になる。日本市場でのブランド名称の変更は8月上旬。10月中旬からパッケージも新デザインへと順次刷新していく。  戦略発表会で、JT代表取締役社長の小泉光臣氏は、「卓越したブレンド技術によって生まれたキャビンとキャスターの味と香りを、グローバルブランドである『ウィンストン』の冠をつけることによって、『ウィンストン』は味のエキスパートとして、グローバルNo.1ブランドをめざす」と、統合の狙いを語った。  新しい「ウィンストン」ブランドでは、「ウィンストン・キャビン」が「香ばしい」、「ウィンストン XS」が「スッキリ」、「ウィンストン・XS・キャスター」が「まろやか」と、それぞれに味わいに特徴をもたせ「味のエキスパートブランド」としてブランド・イメージを浸透させるとした。(編集担当:風間浩)
JTは2015年8月上旬より、日本国内で30年以上にわたるロングセラーブランドである「キャビン(CABIN)」および「キャスター(CASTER)」を、グローバル・フラッグシップ・ブランドの一つである「ウィンストン(Winston)」に統合する。
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2015-05-21 15:00