共和レザーが急反発、通期上方修正に加え増配も検討中

　共和レザー <3553> が急反発、５日は寄り付きで５６円高（１２．６％高）の５０２円まで買われた。 　同社は４日引け後、今３月期の第３四半期業績を発表。通期業績予想を修正している。 　３Ｑの売上高は前年同期比１９．７％増の３０４億７７００万円、営業利益は１５億５００万円（前年同期は３０００万円）、純利益は１３億６８００万円（同２１００万円）となった。主力の車両用が前年同期比で売上高が２９．２％増と拡大、産業資材用も同２３．０％増と好調だった。 　通期予想については、売上高を従来予想の３９５億円から４１５億円（前期比２１．０％増）、営業利益は１１億から１６億円（前期の５．６倍）、純利益は９億５０００万円から１４億円（同６．５倍）に増額修正している。 　なお、期末配当は従来予想では２円増配となる４．５円を計画していたが、修正を検討中であり、決定次第速やかに公表する予定としている。（編集担当：片岡利文）