【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:レンジ上抜けの勢いが継続するか
ドル/円は先月後半以降、概ね118円台半ば~120円台半ばでレンジを形成していたが、今週に入りレンジを上抜けると20日に121.463円まで上伸。本日の東京市場で下押すも120.60円台に留まり、これまでのレジスタンスがサポートとなっているようだ。
本日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演について、内容が「経済見通し」であり、否応なく市場の関心が集まりそうだ。20日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では「米経済は第1四半期の減速の後に緩やかに拡大」との見方が示され、直後の市場はドル買いで反応した。
発言に慎重な議長が本日の講演で早期利上げ観測を高めるとは考えにくいが、米FOMC議事録に沿った内容が伝えられれば、ドルが買われる可能性がある。昨日高値(121.463円)を突破すると、昨年末からのレンジ(概ね115円台半ば~122円ちょうど前後)上限に向けた一段高もあるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は先月後半以降、概ね118円台半ば~120円台半ばでレンジを形成していたが、今週に入りレンジを上抜けると20日に121.463円まで上伸。本日の東京市場で下押すも120.60円台に留まり、これまでのレジスタンスがサポートとなっているようだ。
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2015-05-22 18:00