今週の為替相場見通し(2015年5月25日-)=為替王

 先週ブログ記事において、連日、上昇トレンドに入ったと判断していた米ドル円。順調に上昇して、1ドル=121円50銭前後まで円安・ドル高が進みました。トレンドに特に変化はありません。引き続き、予想ターゲットは1ドル=123円台。アベノミクス始まって以来の高値(円安値)を更新する可能性があるとの見方を維持します。  ユーロについても、予想通りに動いています。ユーロ米ドル相場は先週、重要な下値サポート水準を割り込み、下落リスクを抱えた状態と判断しました。先週金曜日も下落が拡大して、週末は1.10近辺まで下がってきました。下落目処は引き続き、1.08から1.07台突入もあり得ると見ています。  ユーロ円は、「米ドル円の上昇」と「ユーロ米ドルの下落」に相殺されながらも、やや後者に引きずられる形で下がってきました。先週末の終値は下値サポート帯である134.0円近辺です。微妙な情勢ながら下落トレンド入りの兆候が出ていると判断します。下落ターゲットはとりあえず132円近くになります。現時点で一応、最大の下落目処も計測しますと、130円近くがターゲットとして出てきます。  今週久しぶりに注目したいのがスイスフラン円。今月はおよそ128円~130円台を中心とした高値で保ち合っています。1フラン=128円台が比較的重要なサポート水準となっており、今週、崩れるようなことがありますと、125円あたりへと下落が拡大する可能性が高まると考えます。(執筆者:為替王)
先週ブログ記事において、連日、上昇トレンドに入ったと判断していた米ドル円。順調に上昇して、1ドル=121円50銭前後まで円安・ドル高が進みました。トレンドに特に変化はありません。引き続き、予想ターゲットは1ドル=123円台。アベノミクス始まって以来の高値(円安値)を更新する可能性があるとの見方を維持します。
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2015-05-25 09:30