【今日の言葉】GDPと時価総額でみた日経平均

  『GDPと時価総額でみた日経平均』=東証1部の時価総額が足元で591兆円と1989年の590兆円を抜いて最高額となり注目されている。時価総額はGDPと対比されマーケットと実体経済のバランスを見る上で参考とされている。   1989年の時はGDPに対し時価総額は約1.425倍に達し株価はピークを打った。その後のデフレ経済ではその比率は約0.6~0.7倍程度まで落ち込んでいたはずである。そして、現在の倍率は1.12倍程度である。   現水準を妥当とみるか、あるいは1989年当時の1.425倍まであってよいとみるかは難しいところである。仮に、11.425倍まで許容できるとみれば、日経平均は1000円当り約25兆円変動するから89年水準並みなら2万6400円ていどという計算になる。   今の日本の経済ではとても無理との見方も聞かれそうだ。やはり、アベノミクスによる「日本再生」がカギを握っているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『GDPと時価総額でみた日経平均』=東証1部の時価総額が足元で591兆円と1989年の590兆円を抜いて最高額となり注目されている。
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2015-05-25 15:30