パナソニックは高値圏で推移、三菱UFJモルガン証は格上げ

 パナソニック <6752> は午前11時7分に232円高(21.86%高)の1293円を付けた。前引けにかけて伸び悩んだものの、後場は持ち直し、高値圏で推移している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は4日付リポートで、投資判断を「ニュートラル(中立)」から「アウトパフォーム(強気)」に、目標株価を1160円から1300円に引き上げた。  会社側は4日引け後に14年3月期第3四半期の決算を発表。大幅な増収増益だったが、通期業績予想は売上高7兆4000億円(前期比1.3%増)、営業利益2700億円(同67.8%増)、純利益1000億円(前期は7542億5000万円の赤字)と、従来計画を据え置いた。  一部の費用が第4四半期に見送れらたほか、半導体関連の構造改革費用の計上が見込まれるものの、三菱UFJモルガン証は、「構造改革費用を差し引いても保守的な印象」と指摘。期末のBtoB関連事業の売上計上などを考慮すれば、第4四半期の上ブレ余地は大きいとみている。(編集担当:宮川子平)
パナソニックは午前11時7分に232円高(21.86%高)の1293円を付けた。
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2014-02-05 13:30