日経平均は23円高で取引終了、8日続伸し連日の年初来高値
26日の日経平均株価は前日比23円71銭高の2万437円48銭と8日続伸し、連日で年初来高値を更新した。日経平均の8連騰は14年8月以来。米国市場が休場で材料が乏しいなか、前場は前日終値を挟んで方向感の定まらない展開が続いたが、ドル・円の強含みが好感されて底堅く推移。後場は先物への断続的な買いに支えられてジリ高で推移した。
個別では、旧村上ファンド系の投資ファンドが5%超を保有していることが判明した宝印刷 <7921> が一時ストップ高を演じた。認証印刷ソリューションとコンビニプリントとの連携サービスを開始するシーイーシー <9692> も高い。5月度で販売数が2ケタ増となったダイドードリンコ <2590> も堅調。16年3月期の営業利益予想が市場コンセンサスを上回った新日本建設 <1879> も物色された。
半面、筆頭株主の丸の内キャピタルとの資本・業務提携解消を発表したタカラトミー <7867> は売りが優勢となった。公募増資などを発表したアーバネットコーポレーション <3242> は1株利益の希薄化などが警戒されて弱含みで推移した。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前日比23円71銭高の2万437円48銭と8日続伸し、連日で年初来高値を更新した。
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2015-05-26 15:00