韓国内の消費「泣きっ面に蜂」・・・不祥事と不幸の連続=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は26日、中国と米国経済の成長が鈍化するなか、韓国は内需と輸出のそれぞれが影響を受けていると伝え、「さらに円安の影響も加わり、韓国国内の消費環境にとって泣きっ面に蜂」と論じた。  記事は、中国政府が2015年の経済成長率目標を7%前後とし、15年第1四半期の成長率が7%だったことを紹介、「09年以来、6年ぶりの低水準にとどまった」と指摘した。さらに、中国では不動産市場や製造業も冴えない状況だと論じた。  続けて、15年第2四半期の中国経済も厳しい状況となる見通しだと伝え、4月は消費や固定資産投資の伸びが第1四半期より鈍化してしまったと伝え、一部では「中国経済は下半期でも改善の見込みは薄く、第3四半期、第4四半期ともに成長率は7%前後にとどまる」との報道があると紹介した。  また、米国経済についても、一部報道として「74社の投資銀行は15年第3四半期、第4四半期の米国経済の成長率を3%ほどと分析している」と紹介する一方、米国経済は15年に入ってから鈍化傾向にあり、第1四半期はマイナス成長だったと指摘した。  米国と中国という世界の経済大国の成長が鈍化傾向にあることについて、「米中の影響を受け、韓国の輸出はいずれも15年に入ってからすでに4カ月連続で減少している」と指摘。さらに、旅客船セウォル号の沈没事故が発生してから1年が経過したというのに「韓国国内の消費心理はいまだ低迷したまま」と伝え、そのうえ円安も継続していることから「国内の消費環境はまさに泣きっ面に蜂だ」と論じた。(編集担当:村山健二)(写真は亜洲経済の26日付報道の画面キャプチャ)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は26日、中国と米国経済の成長が鈍化するなか、韓国は内需と輸出のそれぞれが影響を受けていると伝え、「さらに円安の影響も加わり、韓国国内の消費環境にとって泣きっ面に蜂」と論じた。(写真は亜洲経済の26日付報道の画面キャプチャ)
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2015-05-26 16:30