【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:米経済指標がドル高を後押しできるか

 ユーロ/ドルは本日の東京市場で1.0920ドル台まで下落した。3月安値から5月高値への上昇の半値押しに当たる1.09646ドルを割り込んでおり、一時的な戻り局面が終了して下落トレンドが再開しそうなチャートの形状となっている。  足元のユーロ/ドルの下落を主導しているのは明らかにドル高であり、市場がにわかに米国の利上げを意識し始めた事がドルを押し上げている。そうした中で、本日発表される一連の米経済指標がドル高の流れを後押しできるか大いに注目される。  特に気になるのは、ここ数ヶ月冴えない結果が続いた米4月耐久財受注(除輸送用機器)や、前回4月分が予想を大きく下回って市場を失望させた米5月消費者信頼感指数の結果であり、これらが市場予想を上回れるかがカギとなろう。仮に予想を上回る結果が相次げば、1.08ドル台への下落が視野に入るとともに、1.05ドル再トライに向けた気運が高まりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは本日の東京市場で1.0920ドル台まで下落した。3月安値から5月高値への上昇の半値押しに当たる1.09646ドルを割り込んでおり、一時的な戻り局面が終了して下落トレンドが再開しそうなチャートの形状となっている。
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2015-05-26 18:15