米国年内利上げの観測高まる

　金は下落。米国の年内利上げ観測が高まり、金の需要が減少した。２週間ぶりの安値。市場筋は“ＦＯＭＣ当局者のコメントはタカ派的。ドル高を促進する内容だったので、金は大きな下押し圧力を受けている”と伝えている。現在１１８８．１１ドル付近での推移となっている、（１１時３２分現在） 　原油は下落。外国為替市場でドルが急上昇したことで、原油の投資妙味が薄れたことが要因。市場筋は“ドルは本物の強さを見せている。原油との逆相関性が顕著”と伝えた。今後もドル高継続が市場のおおかたの予想となっており、原油価格にも影響をもたらす可能性があることを示唆している。（情報提供：東岳証券株式会社）