ヤマハが期末配当予想を7.5円から15円に増額
ヤマハ <7951> が5日引け後、今3月期の期末配当予想を修正した。
業績予想を勘案し、今期末配当を従来予想の7.5円から15円に増額。年間では22.5円(前期は10円)とする。
同社の今第3四半期決算は、売上高が前年同期比12.7%増の3086億7400万円、営業利益は前期の2.2倍となる227億7500万円、純利益は同4.3倍の190億4100万円で着地。為替の円安進行が寄与したほか、楽器事業でピアノが北米で好調となり、デジタルピアノも売上増になったという。
通期予想については、売上高4080億円(前期比11.2%増)、営業利益220億円(前期の2.4倍)、純利益180億円(同4.4倍)の従来計画を据え置いた。昨年(13年)9月にストライキが発生したインドネシアのギター製造子会社での操業停止損6億円を特別損失として織り込んだほか、今期の想定為替レートは従来のドル95円、ユーロ130円からドル100円、ユーロ135円に修正している。
ヤマハの5日終値は、34円高の1410円。(編集担当:片岡利文)
ヤマハが5日引け後、今3月期の期末配当予想を修正した。
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2014-02-05 16:15