【今夜の注目材料】カナダ中銀声明、ドル円はムードの変調に注意
東京市場のドル/円相場は123.30円付近では上値が抑えられ、麻生財務相の「急な為替の変動は好ましくない」との発言で一時122.70円台まで下押す場面も見られました。
5/27(水)
23:00※(加) 加中銀政策金利発表
26:00 (米) 5年債入札(350億ドル)
―― G7財務相・中銀総裁会議(29日まで)
※は特に注目の材料
今夜はカナダ中銀が声明を発表します。今回も市場では政策金利据え置きとの見通しが大勢です。前回4月15日の声明では、年内の景気回復が見込めることを根拠に利下げを行う可能性は当面低い事を示唆しました。この点に変化が見られない限り、カナダドルの反応は限定的となりそうです。
一方、ドル/円に関しては直接材料視されるような経済イベントの予定はありません。仕掛け的な買いなどによって一段高となる可能性はありますが、頭の重さがことさら意識されるようだと、利食い売り優勢に転換する可能性もあるため、ムードの変調に注意しながら取引したいところです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は123.30円付近では上値が抑えられ、麻生財務相の「急な為替の変動は好ましくない」との発言で一時122.70円台まで下押す場面も見られました。
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2015-05-27 18:15