日経平均は117円高でスタート、欧米株高と円安を受けて買い優勢
28日の日経平均株価は前日比117円70銭高の2万590円28銭で取引を開始。欧米株高と円安進行を受けて買い優勢となっている。特段、相場を押し下げる材料もなく、押し目では相場に乗り遅れた投資家の買いも入りやすいことから上昇トレンドが継続。足元の9連騰で約900円高となるなか、買い一巡後も堅調な流れを維持できるかが注目される。
個別では、16年4月期は2ケタ増収増益で10円増配を計画したアインファーマシーズ <9627> や、ペーパレス会議用アプリのアップルウォッチ対応版を発表したシステム・テクノロジー・アイ <2345> が上昇。スマートデバイス製品を手掛けるジェネシスHDとの業務提携を発表したネオス <3627> や、欧州での販売拡大を見据えてオランダに子会社設立するスリー・ディー・マトリックス <7777> も買われている。
半面、大手証券が投資判断を引き下げたフジ・メディア・ホールディングス <4676> や川崎汽船 <9107> 、代表取締役社長が逮捕された石山Gateway Holdings <7708> などが下落。5月後半の大幅高への反動売りが続くイマジニア <4644> や、急騰後の利益確定が意識された日本コンピュータ・ダイナミクス <4783> も売られている。(編集担当:松浦直角)
28日の日経平均株価は前日比117円70銭高の2万590円28銭で取引を開始。
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2015-05-28 08:45