[ベトナム株]ロンハウ工業団地、第3期拡張に着手

  メコンデルタ地方ロンアン省のロンハウ工業団地(LHC)は26日、同省人民委員会と顧客企業を集めた会合を開き、2015年の同省の投資サポート計画及び同工業団地の活動報告・開発計画を発表した。同会合で、ロンハウ工業団地の第3期拡張計画が明らかになった。   第3期は、同工業団地に隣接する敷地123haを開発するもので、2014年にグエン・タン・ズン首相の承認を得た。同案件では、工業用地のほか、住宅用地18haの開発も行う。2015年第2四半期中にマスタープランを完成させ、年末にも工業用地の一部(10~15%)のリースを開始する予定。   第3期の敷地内には、第2期までと同様にレンタル工場も設置する予定で、1か月のリース料は1m2当たり5USD(約620円)となる見通し。これまでのノウハウを活かし、技術面やサービス面などを大幅に改善していく計画だ。   なお、同会合には約100人が参加し、ロンハウ工業団地とロンアン省、入居企業の意見交換会も行われた。電力供給や投資の状況など入居企業が気になることについて、同工業団地と同省が問題点の対処や解決のため進めている計画などを含めて回答した。   同工業団地は、ホーチミン市中心部から約19km、同市7区のフーミーフン新都市区から約12km、新サイゴン港から約3kmという好立地にある。2006年に首相の承認を得て開発が始まり、第2期までに248haの整備が完了している。日本人担当者が常駐するなど日系中小企業の誘致に注力しており、現在38社の日系企業が入居している。(情報提供:VERAC)
メコンデルタ地方ロンアン省のロンハウ工業団地(LHC)は26日、同省人民委員会と顧客企業を集めた会合を開き、2015年の同省の投資サポート計画及び同工業団地の活動報告・開発計画を発表した。同会合で、ロンハウ工業団地の第3期拡張計画が明らかになった。
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2015-05-28 17:45