【今夜の注目材料】米失業保険件数、ドル一段高のきっかけとなるか
東京市場のドル/円は、投機的な動きによって124.20円台まで上昇しました。2002年12月以来、実に12年半ぶりの高値です。ただ、買い一巡後には123.60円台まで押し戻されるなど荒っぽい展開となっており、今後の動向が大いに気になるところです。そこで、海外市場の展開を左右する可能性がある注目材料をいま一度確認しておきましょう。
5/28(木)
17:30※英1-3月期GDP・改定値
18:00 ユーロ圏5月消費者信頼感指数
18:15 ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
18:30 南アフリカ4月生産者物価指数
21:30 カナダ1-3月期経常収支
21:30 カナダ4月鉱工業製品価格
21:30 カナダ4月原料価格指数
21:30※米前週分の新規失業保険申請件数
23:00 米4月住宅販売保留指数
26:00※米財務省7年債(290億ドル)入札
27:45 コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演
-----※G7財務相・中央銀行総裁会議
5/29 (金)
07:45 NZ4月住宅建設許可
08:30※日本4月全国消費者物価指数
08:30 日本4月失業率
08:50 日本4月鉱工業生産・速報
※は特に注目の材料
英1-3月期GDPは改定値とはいえ注目です。英国は利上げを視野に入れている数少ない国のひとつであり、GDPの上ブレは利上げ前倒し観測に繋がる可能性があります。事前予想では速報値から小幅に上方修正される見込みとなっており、結果が注目されます。
一方、年内の利上げ観測が高まっている米国では週次新規失業保険申請件数が27.0万件と改善基調が継続する見込みです。こちらもドル一段高のきっかけとなるか注目しておきましょう。また、明朝の本邦4月消費者物価指数は消費増税の影響が概ね消えるとあって注目が集まっています。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、投機的な動きによって124.20円台まで上昇しました。2002年12月以来、実に12年半ぶりの高値です。ただ、買い一巡後には123.60円台まで押し戻されるなど荒っぽい展開となっており、今後の動向が大いに気になるところです。そこで、海外市場の展開を左右する可能性がある注目材料をいま一度確認しておきましょう。
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2015-05-28 18:15