韓国が日本に「完敗」・・・外国人旅行客数＝韓国華字メディア

　韓国メディアの朝鮮日報・中国語版は２８日、韓国の観光は日本に追い抜かされてしまったと嘆く記事を掲載した。 　記事は、人口減少による経済成長の鈍化を打破するために日本が２００３年に打ち出したのが“観光立国”という考え方だったことを紹介。「それから１０年以上が経過し、日本の観光をめぐる政策は進化を続けている」とし、観光庁の新設や空港の整備を行い、免税制度については「１４年から日本は韓国を模倣し始め、大型免税店を“育成”する方針だ」と主張した。 　一方で、韓国の観光制度は「後退を続けている」とし、査証（ビザ）政策は中国人を中心としているとしたほか、緩和の動きも遅いと批判した。 　また、日本は首相が何度変わっても観光政策は発展を続けているとし、さらに円安も加わり、「２０１５年１－４月に日本を訪れた外国人旅行客は５８９万人に達し、韓国を訪れた外国人旅行客を１３０万人も上回った」と指摘。 　これは７年ぶりの逆転減少であるとし、韓国は日本に完敗したと伝え、「韓国を訪れる外国人旅行客が年間１０００万人に達したのは１２年のことであり、日本より１年先に達成した」としつつも、日韓のどちらが先に年間２０００万人を突破できるかといえば、「韓国は日本に負けるだろう」と主張し、悔しさをにじませた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（Ｃ） jackmalipan /１２３ＲＦ.ＣＯＭ）