「円安」が阻害している!・・・韓国の「自動車産業」発展で

 アベノミクスによって円安が進行し、韓国の通貨ウォンが相対的に値上がりしていることについて、香港メディアの鳳凰網は29日、韓国メディアの報道として「円安が韓国自動車産業の発展を阻害している」と伝えた。  記事は、米国で2015年内にゼロ金利が解除され、利上げが行われる見通しであることから「円安は今後もしばらく続く見通しだ」と伝える一方、円安は現代自動車をはじめとする韓国の自動車産業やメーカーにとっては「悪材料」だと論じた。  続けて、現代自動車が日本の自動車メーカーとの価格競争に巻き込まれていると伝え、現代のソナタを例に、「トヨタがカムリの価格をソナタと同等の水準まで値下げした」と紹介。カムリがソナタと同等の価格水準となったことは現代自動車にとっては「まさに天変地異」と論じた。  また記事は、円安が悪材料となる韓国では現代自動車などの株価が下落していると伝えたほか、自動車産業やタイヤ産業の成長も鈍化する見通しだと伝え、「米国で利上げが行われれば円はさらに下落する見込み」だと紹介。円安がさらに進行すれば、韓国では金融業の自動車産業への投資が減少する見込みだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
アベノミクスによって円安が進行し、韓国の通貨ウォンが相対的に値上がりしていることについて、香港メディアの鳳凰網は29日、韓国メディアの報道として「円安が韓国自動車産業の発展を阻害している」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,korea
2015-05-29 13:15