日本が「やきもち焼いている」!・・・ドイツと中国が「鉄道分野」で蜜月関係=中国メディア

ドイツ最大の鉄道会社であるドイチェ・バーンが今後、中国の鉄道関連メーカーから鉄道車両や部品を購入する計画だと発表したことについて、中国メディアの多彩貴州網は28日、「ドイツと中国が鉄道分野で蜜月関係を築いたことに日本はやきもちを焼いているに違いない」と論じた。
記事は、日本と中国が東南アジアで高速鉄道プロジェクトの受注を巡って激しい争いを繰り広げていることを紹介。タイやシンガポール、マレーシア、インドなどが相次いで高速鉄道の建設計画を打ち出したことを紹介し、「これらの国の高速鉄道の総距離の合計は1万キロを超える見通し」と伝えた。
続けて、東南アジアの高速鉄道市場という大きなパイのほか、世界の高速鉄道市場をめぐって、日本と中国のどちらがより多くの市場を手にできるのだろうかと疑問を投げかけ、「価格と戦略においては中国高速鉄道のほうが有利」と主張。
さらに、技術そのものでも新幹線には負けてはいないとしたうえで、「人件費も安く、建設費も安い」とし、高速鉄道の建設における負担額の小さい中国高速鉄道のほうが受け入れやすいのは間違いないと主張した。また、営業運転を開始した後のメンテナンスといったアフターサービスにおいても「中国はさまざまな気候や環境のもとで運用を行ってきた経験がある」と論じた。
続けて記事は、ドイチェ・バーンが今後、中国の鉄道関連メーカーから鉄道車両や部品を購入する計画だと発表したことは「ドイツにとって、高速鉄道をはじめとする中国の鉄道技術は選択に値するということだ」と主張し、中国高速鉄道の発展に向けて大きな後ろ盾になるとの見方を示し、日本はやきもちを焼いているに違いないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Bryan Busovicki /123RF.COM)
ドイツ最大の鉄道会社であるドイチェ・バーンが今後、中国の鉄道関連メーカーから鉄道車両や部品を購入する計画だと発表したことについて、中国メディアの多彩貴州網は28日、「ドイツと中国が鉄道分野で蜜月関係を築いたことに日本はやきもちを焼いているに違いない」と論じた。(イメージ写真提供:(C) Bryan Busovicki /123RF.COM)
china,economic,japan
2015-05-29 15:15