【今夜の注目材料】ドル円は底堅く推移、米複数の経済指標に注目

 東京市場のドル/円相場は、123.60円前後まで下落するも同レベルでは底堅く推移すると、その後は124円ちょうど付近まで切り返しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  5/29(金)  21:00 (南ア) 4月貿易収支  21:30※(加) GDP(3月、1-3月期)  21:30※(米) 1-3月期GDP・改定値  22:45※(米) 5月シカゴ購買部協会景気指数  23:00※(米) 5月ミシガン大消費者態度指数・確報値  --:-- 7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(最終日)  ※は特に注目の材料  米国で複数の経済指標の発表があります。GDP・改定値は事前予想が前期比年率-0.9%と速報値(同+0.2%)から大幅減速が予想されていますが、今月22日にイエレン米FRB議長がこの期間の米経済の落ち込みは一時的との見方を示しており、予想以上の悪化とならない限り年内の米利上げ開始観測を左右するとは考えにくく、大きくドルを売る材料にはなりにくいでしょう。  5月のシカゴ購買部協会景気指数やミシガン大消費者信頼感指数・確報値はいずれも前月から上昇が予想されています。予想以上の結果となれば、春以降に米経済が回復しているとの期待からドルが買われる事も考えられます。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は、123.60円前後まで下落するも同レベルでは底堅く推移すると、その後は124円ちょうど付近まで切り返しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-05-29 18:15