日本の「観光立国」着々と進む!・・・中国人客の増加にさらなる期待か=中国メディア

中国メディアの中国青年報は5月30日、日本政府は6月に「観光立国実現アクション・プログラム2015」をまとめ、2020年の訪日外国人旅行者の目標数を年間2000万人から2500万人に引き上げる方針だと伝えた。
記事は、日本が観光立国を目指すことを決めたのは2003年だったと伝え、14年1月には2020年の外国人旅行客数を年間2000万人まで引き上げ、インバウンド消費を3兆円、8万人に就業の機会を創出することを目標に掲げたと紹介した。
続けて、日本を訪れる外国人旅行客が近年、大幅に増加していることを伝え、14年は1341万人、15年は1500万人を超える見通しだと伝え、日本政府は訪日外国人旅行客が堅調に増加していることを背景に改めて目標を定める計画だと伝えた。
また記事は、日本を訪れる中国人旅行客が増加していることを紹介し、日中政府が5月7日に外務省の領事局長協議を開催し、人的交流を拡大することで一致したと紹介。日本が中国人旅行客に対する査証(ビザ)発給要件の緩和を行う可能性があると伝えたほか、羽田空港と中国を結ぶ路線の増加なども見込まれると伝えたうえで、「最近は外国人旅行客のマナー違反などを取り上げた日本メディアの報道が減少している」と報じた。
続けて記事は、2020年に年間2500万人の外国人旅行客を受け入れるために日本は宿泊施設の増加や交通標識の多言語化、外国人旅行客に向けた無料公衆無線LANサービスの拡充といった取り組みを行う計画だと紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)tupungato/123RF.COM)
中国メディアの中国青年報は5月30日、日本政府は6月に「観光立国実現アクション・プログラム2015」をまとめ、2020年の訪日外国人旅行者の目標数を年間2000万人から2500万人に引き上げる方針だと伝えた。(イメージ写真提供:(C)tupungato/123RF.COM)
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2015-05-30 17:00