WTI原油先物大幅に上昇、60ドル大台回復
5月29日のドルインデックスは長い上髭の十字線で引け、終盤では97の下方で推移した。
29日のスポット金は小陽線で引けた。前日につけた約2週間半ぶりの安値1180.28ドルから持ち直した。この日、米2015年第1四半期の実質GDP(国内総生産)改定値が、季節調整済み年率換算で前期比-0.7%となったことを受けて、ドルが下落した。ドル建てのスポット金は割安感から買われた。また、ギリシャ金融支援協議をめぐる不透明感も金の支援材料となった。
29日のWTI原油先物は大幅に上昇した。冴えない米第1四半期GDPを受けドルが下落したほか、需給引き締まりへの期待を追い風になった。WTI原油先物は60ドル大台を回復、一時5月22日以来の高値となる60.68ドルを付けた。
米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週間の米原油在庫は、4週連続の取り崩しを記録。短期的な在庫減少傾向を好感した買いが継続した。また、この日午後に公表された米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの報告で、最新週の米石油採掘リグ稼動数が前週比13基減少したことも原油相場の支援材料になった。(情報提供:東岳証券株式会社)
29日のWTI原油先物は大幅に上昇した。冴えない米第1四半期GDPを受けドルが下落したほか、需給引き締まりへの期待を追い風になった。WTI原油先物は60ドル大台を回復、一時5月22日以来の高値となる60.68ドルを付けた。
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2015-06-01 11:00