シマノが売り先行、今期計画の伸び悩みを嫌気

 シマノ <7309> が売り先行。午前10時1分に780円安(9.1%安)の7800円まで下落している。  同社は5日引け後に今12月期の業績予想を発表した。  今期の売上高は前期比3.3%増の2800億円、営業利益は同7.7%増の450億円を予想しているものの、純利益は同10.2%減の315億円を計画。増収幅が小幅にとどまることや、最終2ケタ減益予想が嫌気されての株価反落となったもようだ。  シマノの前12月期業績は、売上高が2710億3700万円(前々期比10.2%増)、営業利益は417億7500万円(同2.0%増)、純利益は350億8800万円(同27.7%増)で着地。自転車部品、釣具ともに売上が大幅拡大し、円安進行も寄与した。ただし、従来予想と比較すると、売上高、純利益は上積みされたが、営業利益は12億円強の未達となった。(編集担当:片岡利文)
シマノが売り先行。午前10時1分に780円安(9.1%安)の7800円まで下落している。
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2014-02-06 10:45