苦しむ「企業」、喜ぶ「国民」・・・日本旅行「今が行き時、円安ウォン高」=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済(華字版)は2日、円安が継続していることを背景に、日本を訪れる韓国人旅行客が「激増」しているとし、「韓国人旅行客の日本旅行に対する需要は今後も高まる見通し」と報じた。  記事は、韓国の旅行最大手ハナツアーが発表したデータを引用し、ハナツアーで5月に訪日した韓国人旅行客は前年同月比102.2%増の5万5100人に達し、国外を訪れた韓国人旅行客全体の28%を占めたと紹介した。  続けて、ハナツアーで中国を訪れた旅行客の割合は全体の26.9%だったとし、同社では日本を訪れる旅行客が中国を訪れる旅行客を上回るのは珍しい状況だと伝えた。  さらに記事は、ハナツアーを通じて日本を訪れる韓国人旅行客は2014年9月に前年同月比78.8%増と大幅に増加して以来、10月は同121.5%増、11月は同103%増、12月は104.5%増となったと紹介し、15年1-4月の増加幅は平均で前年比60%を超えたと紹介。また、韓国の旅行会社としては2番手であるMODETOURにおいても「状況はハナツアーと同様」と伝えた。  続けて、14年に日本を訪れた韓国人旅行客が急増した主な理由は円安にあると伝え、「円安によって日本への旅行費用が大幅に安くなったため」と指摘。さらにハナツアーの関係者の話として、日本と韓国は地理的に近いうえに今後も円安が続く可能性が高いため、「韓国人旅行客の日本旅行に対する需要は今後も高まる見通し」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディアの亜洲経済(華字版)は2日、円安が継続していることを背景に、日本を訪れる韓国人旅行客が「激増」しているとし、「韓国人旅行客の日本旅行に対する需要は今後も高まる見通し」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,korea
2015-06-03 09:00