日経平均は一時140円超安、欧米株安や円の下げ渋りで

 3日の日経平均株価は前日比100円04銭安の2万443円15銭で寄り付いたあと、下げ幅を140円超に拡大する場面もみられた。ギリシャ債務問題の不透明感を背景に前日の欧米株が下落したため、東京市場でも売りが先行している。ドル・円が弱含みで推移していることも重し。  個別では、15年10月期業績予想を下方修正した日本ハウスホールディングス <1873> がさえない。ユーロ円建CBの発行が嫌気された飯田グループホールディングス <3291> も売りが優勢となっている。4月中間期は営業益2ケタ減で着地したファースト住建 <8917> も安い。  半面、15年4月中間期業績予想を上方修正したくらコーポレーション <2695> はしっかり。5月度は既存店で増収だったエービーシー・マート <2670> やアダストリアホールディングス <2685> も物色された。炭化ケイ素連続繊維の新工場建設着手を発表した日本カーボン <5302> も堅調。(編集担当:宮川子平)
3日の日経平均株価は前日比100円04銭安の2万443円15銭で寄り付いたあと、下げ幅を140円超に拡大する場面もみられた。
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2015-06-03 09:15