カーボンは急反発、炭化ケイ素連続繊維の新工場建設に着手、稼働開始は16年末を予定
日本カーボン <5302> は急反発し、午前9時30分に29円高(7.79%高)の401円を付けた。2日引け後、炭化ケイ素連続繊維を量産する新工場の建設に着手すると明らかにした。
米ゼネラル・エレクトリック社や仏サフラン社との3社合弁で設立したNGSアドバンストファイバー(カーボンの出資比率は50%)が約60億円を投じて第二工場を建設。特に高機能グレード製品の「ハイニカロン」や「ハイニカロン タイプS」の生産能力を現状の10倍に拡張する。稼働開始は16年末を予定。
NGSアドバンストファイバーは、GE社とサフラン社による合弁会社のCFMインターナショナル社が開発しているジェットエンジンやGE社の大型旅客機用エンジン向けのセラミック・マトリックス複合材部品に供給する。(編集担当:宮川子平)
日本カーボンは急反発し、午前9時30分に29円高(7.79%高)の401円を付けた。
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2015-06-03 09:30