シンワアートはストップ高、子会社で電力卸売事業を開始へ

　シンワアートオークション <2437> は急反発し、８０円ストップ高の４４７円を付けた。４日引け後、子会社のエーペックが電力卸売事業を開始すると発表した。２０１６年の電力完全自由化に向けて、市場拡大が見込まれると判断した。 　まずは日本ロジテック協同組合が行う電力共同購買事業の一部を引き受ける。電力共同購買事業は、各需要家の異なる電力需要を取りまとめて需要全体の付加率を改善し、電力の一括購入と実用にあった電力調達でコストを抑制、電気料金を削減するシステム。 　エーペックは中部電力管内において日本ロジテックの組合員が中部電力に対して持つ電気の使用に関する権利義務を日本ロジテックから受け継ぎ、電力需要に必要な電力を調達して日本ロジテックに供給する。事業開始は７月を予定した。（編集担当：宮川子平）