【今日のドル円】米指標結果次第では利上げに向けた不透明感も

 東京市場のドル/円は、124.50円台まで上昇したものの、15時半過ぎには一時124円を割り込むなど、どちらかと言えば上値が重い印象の展開でした。それでも123円台後半の底堅さは健在で、売り一巡後はすぐに124円台前半に値を戻しています。海外市場の展開を読む手掛かりとなる材料を確認しておきましょう。  6/4(木)  20:00※英中銀政策金利発表  20:35  クノット・オランダ中銀総裁講演  21:30※米週次新規失業保険申請件数  23:00  カナダ5月Ivey購買部協会景気指数  25:00  米タルーロFRB理事講演  27:00  メキシコ中銀政策金利発表  ※は特に注目の材料  明日の雇用統計を前に発表される米週次新規失業保険申請件数の結果が気になるところです。先週発表分が5週ぶりに28万件台に増加(悪化)していただけに、2週連続の28万件台は利上げに向けた不透明感に繋がりかねません。  英中銀の政策金利発表は※マークがついているものの、政策変更がなければ声明も発表されず総裁会見も行われない事がほとんどです。今回も無風通過の可能性が高いと思われます。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、124.50円台まで上昇したものの、15時半過ぎには一時124円を割り込むなど、どちらかと言えば上値が重い印象の展開でした。それでも123円台後半の底堅さは健在で、売り一巡後はすぐに124円台前半に値を戻しています。海外市場の展開を読む手掛かりとなる材料を確認しておきましょう。
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2015-06-04 18:00